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フォルカンの重篤な副作用を招かないための予備知識

フォルカンを服用することでおこる可能性がある軽い副作用

フォルカンの先発薬であるジフルカンの臨床試験では、肝臓機能の悪化を示す検査値の上昇や消化器系の症状などが報告されています。フォルカンはジフルカンと同じ有効成分が配合されのジェネリックです。フォルカンを服用した場合においても、先発薬と同程度の頻度で以下のような副作用が発生すると考えられます。

軽い副作用の発生部位と発生頻度
副作用の発生部位 1%以上 0.1~1%未満
肝臓 AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇 Al-P、LDH、ビリルビンの上昇
皮膚 発疹
消化器 吐き気/しゃっくり/食欲不振/下痢/腹部不快感/腹痛
精神・神経系 頭痛/手指のこわばり
腎臓 BUN、クレアチニンの上昇/乏尿
代謝異常 低カリウム血症
血液 好酸球増多/好中球減少
その他 浮腫/発熱/倦怠感

フォルカンの副作用で最も多いのが肝臓や腎臓の働きを示す血液検査値の変化です。

フォルカンやジフルカンの有効成分は、肝臓で代謝され腎臓から体外に排出されます。血中濃度が高まることで肝臓や腎臓に一定以上の負担がかかると、それぞれの臓器の機能を示す血液中の検査値が変化します。

とはいえ、重篤な副作用に必ず直結するようなケースは少ないため、過度な心配はいりません。フォルカンやジフルカンといった内服型の抗真菌薬は、定期的な血液検査で状態を確かめながら服用することが大切です。

肝臓の機能を示す指標であるAST(GOT)やALT(GPT)の上昇について

フォルカンの有効成分は、腸から吸収され全身に巡ることで抗真菌作用を発揮し、肝臓によって代謝されます。肝臓に一定以上の負担がかかると、有効成分の代謝を担う細胞が破壊され血液中に流れ出します。その結果、血液中にある肝細胞の量を示す、AST(GOT)やALT(GPT)といった検査値上昇するのです。

腎臓の機能を示す指標であるBUNの上昇について

腎臓は、血液中から尿素や尿酸といった人体に有害な尿素窒素(BUN)や薬の有効成分などを濾過して体外に排出します。腎臓に負担がかかると、濾過機能が十分に働かなくなる場合があるのです。そうなると、血液中の尿素や尿酸を体外に排出しきれなくなり、尿素窒素(BUN)の割合が高まります。

外陰膣カンジダの治療における副作用で最も多いのは下痢と吐き気です。

フォルカンの先発薬を外陰膣カンジダ症の患者に使用した臨床試験(157例)の結果、半数が下痢と吐き気であると報告されています。フォルカンの副作用で下痢や吐き気が多い理由は、有効成分の作用によって腸内環境のバランスが崩れてしまうことです。

フォルカンの有効成分であるフルコナゾールは、カンジダ属の真菌を主な適応菌種としています。常在菌であるカンジダ属の真菌は腸内にも存在しており、炭水化物を分解・発酵させる働きがあるのです。

フォルカンの重篤な副作用を招かないため注意事項

フォルカンを服用した場合に起こり得る重篤な副作用を紹介します。発生頻度は限りなく低いですが、次にあげるような副作用が万が一あらわれた場合は、速やかに病院で適切な処置を受けましょう。

  • ショック、アナフィラキシー
  • 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
  • 血液障害
  • 急性腎不全
  • 肝障害
  • 意識障害
  • 痙攣
  • 高カリウム血症
  • 心室頻拍、QT延長、不整脈
  • 間質性肺炎
  • 偽膜性大腸炎

重篤な副作用は内臓機能や免疫力の衰えた高齢者の方におこりやすい!

フォルカンをはじめとする医薬品の副作用の多くは、有効成分の血中濃度が高まるにつれておこりやすくなります。とくに、有効成分の代謝や排出を行う肝臓や腎臓の機能が衰えた高齢者の方は十分な注意が必要です。また、既にフォルカンの適応症以外の病気を治療されている方は、相互作用を招く可能性がある薬を事前に確認しておきましょう。

フォルカンとの併用で重篤な副作用のリスクを高める薬

次に紹介する薬とフォルカンを併用すると、相互作用により有効成分の代謝が遅れ、重篤な副作用を招く可能性があります。

併用禁忌薬
トリアゾラム(ハルシオン)
エルゴタミン
ジヒドロエルゴタミン
キニジン
ピモジド
併用注意薬
ワルファリン
フェニトイン
カルバマゼピン
イブプロフェン
フルルビプロフェン
セレコキシブ
ロサルタン
エプレレノン
HMG-CoA還元酵素阻害薬(フルバスタチン、アトルバスタチン、シンバスタチン等)
ミダゾラム
メサドン
カルシウム拮抗薬(ニフェジピン等)
ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍薬(ビンクリスチン、ビンブラスチン、エリスロマイシン)
タクロリムス水和物
シクロスポリン
リファブチン
リトナビル
サキナビル
オキシコドン
フェンタニル
リバーロキサバン
テオフィリン
経口避妊薬
スルホニル尿素系血糖降下薬
ナテグリニド
トレチノイン
ジアゼパム
トファシチニブ
シクロホスファミド
アミトリプチリン
ノルトリプチリン
ジドブジン
リファンピシン
三酸化ヒ素

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