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性器カンジダ症の治療薬は「膣錠・外用・内服」の3種類

膣錠と外用薬を併用した性器カンジダの治療法

性器カンジダの治療は、一般的にアゾール系(イミダゾール系・トリアゾール系)の抗真菌薬に分類される膣錠と外用薬の併用して行われます。
日本国内の性器カンジダ治療で推奨されている膣錠・外用薬は以下のとおりです。

【外用薬】
クロトリマゾール10mg/1g (エンペシドクリーム1%)
ミコナゾール硝酸塩10mg/1g(フロリードDクリーム1%)
エコナゾール硝酸塩10mg/1g (パラベールクリーム1%)
オキシコナゾール硝酸塩10mg/1g(オキナゾールクリーム1%)
【膣錠・膣坐剤】
クロトリマゾール100mg(エンペシド腟錠100mg)
ミコナゾール100mg(フロリード腟坐剤100mg)
イソコナゾール100mg(バリナスチン腟錠100mg)
オキシコナゾール100mg(オキナゾール腟錠100mg)

性器カンジダの治療では、有効成分が100㎎配合された膣錠を、1日1錠を上限として6日間連続して使用します。連日の通院が原則とされており、膣内を洗浄したあとで薬剤を挿入します。

外用薬の使用は、症状があらわれている箇所に1日2~3回の頻度で塗布します。女性の場合は膣錠と併用する必要がありますが、男性におこる性器カンジダ症は外用薬のみで治療します。

上記にあげた薬の中で最も有名なのが、クロトリマゾールを主成分とするエンペシド腟錠とエンペシドクリームです。どちらの薬も、世界的な製薬企業である「バイエル」社によって開発・製造されており、知名度だけでなく医薬品としての信頼性も確かです。

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連日の通院が難しい場合は週1回の通院で済ませることも可能

連日通院する治療法よりも得られる効果は劣りますが、高用量の膣錠を1回だけ使用するという治療法もあります。その場合に使用される

【イソコナゾール硝酸塩300mg(バリナスチン腟錠300mg)】
2錠を1回だけ使用します。
【オキシコナゾール硝酸塩600mg(オキナゾール腟錠600mg)】
1錠を1回だけ使用します。

経口内服錠による性器カンジダ症の新しい治療法

日本国内における性器カンジダ治療の選択肢として、2015年からフルコナゾール経口内服錠(商品名:ジフルカンカプセル)の単回服用が追加されました。

フルコナゾール経口内服錠による性器カンジダ治療は、定められた用量を1回服用するだけ完了するため煩わしさがありません。そのため、局所的にしか効果を発揮しない膣錠や外用薬を併用する従来の方法に替わる新しい選択肢として注目を集めています。

国内で承認されているフルコナゾール製剤を用いた外陰膣カンジダの治療法は、有効成分として150mgを1回服用するだけです。効果の有無を判定するタイミングの目安は、薬を服用してから4~7日目となります。

仮に効果が認められなかった場合は、医師に相談のうえ、膣錠と外用薬など他の薬剤への切り替えを検討しましょう。

ただし、フルコナゾールは母乳に移行する性質や、胎児に影響を与える可能性が指摘されています。そのため、授乳中であったり妊婦または妊娠している可能性がある性器カンジダ患者は治療の対象外とされています。

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治療期間中に性器カンジダを悪化させないための予防法

性器カンジダの治療中は、患部の清潔を適度に保ち、なるべく身体に負担をかけないことが大切です。お風呂で局部を洗うときは、なるべく患部に刺激を与えないよう、石鹸やボディソープの使用は控えましょう。

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